わかば館 キャンプ。

7月23日、24日に、わかば館の子どもたち8人が長野県伊那市にある、みはらしファームと小黒川渓谷キャンプ場へ出かけました。

23日は雨が降ったりやんだりの天気でした。みはらしファームに着いて、トウモロコシの収穫体験をしました。トウモロコシについている小さな虫や、足に触れる草に「きゃー」「わー」と叫びながらも、思い切ってトウモロコシを握りボキッと折り取っていました。

そして、天候が悪かったので市内の文化会館でプラネタリウムを観たあと、キャンプ場へ移るときに思わぬことがありました。なんと、倒れた木が道をふさいでいたのです。キャンプ場関係者の方々と子どもたち、職員で力を合わせるとなんとか動かせそうです。「よいしょ、よいしょ」とみんなで木を押して、どうにか道の端に寄せて無事キャンプ場にたどり着くことができました。

キャンプ場では、普段なかなかすることが少ない食事作りをしました。誰もがやりたがる夕食の手伝いを分担し合ったり、ある子がキャビンで脱いだクツを全員分そろえて並べなおしたりする等、相手を思いやる優しい雰囲気がでていました。

24日は晴天に恵まれました。みはらしファームで、お昼ごはんにするパンづくりをしました。パンの生地は用意してあり、そこにチョコやあんこ、チーズ、ハムを包みます。パン職人による実演があり、包み方やカットによってさまざまな形になるパンを真剣に見ていました。皆、手本をマネながらもオリジナリティを発揮していました。

お昼からは草木染め体験です。生の藍の葉を使って染められるのは、この季節のみの特別な楽しみだそうです。鮮やかな藍色に染まったハンカチが思い出の一品になりました。

相手を想ってつくる料理や工夫を凝らした品など、気持ちのこもったやりとりがたくさん体験できた2日間でした。

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