2017年3月アーカイブ
小規模化されたしらかばホームの目標の一つは食育です。その一環として、Japan Food Expert社長の長田絢さんが、一か月に一度ボランティアとして来園してくださいます。子どもが食べたい食事や季節の行事に合った献立を考えてくださり、昨年十月はピザとカボチャのシチューでハロウィンメニュー、一月には恵方巻きの作り方に挑戦しました。材料の買い出しや調理も、子どもたちと一緒に行っていただいています。子どもたちは、食に関する知識を楽しく、おいしく学んでいます。自分たちで作った料理を皆で一緒に食べると、自然と笑顔の空間になり、とても温かい時間が流れます。将来好きな人や家族ができた時に、気持ちを込めた手作り料理ができる人になれますように。

・3月27日は、「お楽しみデー」で、移動動物園の「いちご動物園」、お昼は「ラーメン訪問」、
紙パイプ工作の「パイプロイド教室」を楽しみました。
・いちご動物園では、カメ、モルモット、犬、ウサギ、羊、ロバ、馬などたくさんの動物が、 遊びに来てくれました。中でも、モルモットはとても人気があり、みな膝に乗せてかわいがり、 えさやりも体験しました。犬との競争にも挑戦。子どもたちが勝つまで勝負をして、3回目に、 子どもたちが勝つことができ、たいへん喜んでいました。 動物とのふれあいは普段できない事なので、毎年楽しみにしています。 楽しいひと時を過ごすことができました。ありがとうございました。
・「ラーメン訪問」では、フジヤマ55、半蔵、ありがた屋の3つのラーメン屋さんの皆さんが来てくださり、つけめんなどのラーメンを振舞っていただきました。 子どもたちは、「おいしい」と大喜びでした。
ごちそうさまでした。ありがとうございます。
・「パイプロイド教室」は、紙パイプを使った工作で、小学1年生から中学2年まで15人が参加しました。作ったのは、猫の「茶トラ」、 犬の「ビーグル」、独自キャラクターの「ロクスケ&ハチ」、「スノウジャイアント&ロップ&ドワーフ」の 4種類です。
・中が空洞の丸い紙パイプを切って、穴に紙パイプをはめ込んで動物などをつくっていきます。子どもたちは、最初 「簡単じゃん」と笑顔で作業を始めましたが、はさみで切る時に小さなパーツが飛んでしまったり、なかなか穴にパイプが入らず四苦八苦。「入らない。力づくで入れたら、紙が破れちゃいそう」と冷や汗の子どももいました。
、 子どもたちは細かな作業にてこずりながらも、早い子どもは1時間もかからずに完成。かわいい作品に、仕上がって大喜びでした。中には、猫の尻尾を長くするなどアレンジして楽しむ子どももいました。
また、紙パイプによる竹とんぼやマジックハンドづくりにも取り組みました。
教室を開催していただいたのは、製作元の株式会社「コト」さん(京都市)です。
ありがとうございました。
茶トラ ビーグル ロクスケ+ハチ スノウジャイアント+ロップ+ドワープ
今年も卒園生、退職職員、元分校職員、ボランティアさんをお招きして「つつじの会」を開催いたします。
今年は、3部構成で実施します。第1部の式典の後、第2部で、退職された元わかば館長の近藤日出夫さんを囲んで会食いたします。第3部では、卓球、ソフトボールの交流会を行い、続いて記念イベントとしてタイムカプセルを埋設します。開封は3年後の60周年を予定しています。
つきましては「3年後の私へ」を手紙や写真にしてご持参していただければ幸いです。
多数の皆様のお越しをお待ちしております。
【日時】平成29年4月29日(金)祝日
【受付】10:30から
【開始時間】11:00
【終了時間】14:30頃
【会費】19歳以上 大人500円
※卒園3年未満・18歳以下と学生は無料
【問い合わせ先】
あおば館:0561(72)0134
わかば館:0561(74)7752
Email: tsutsuji-kai@aobagakuen.or.jp
※当日はできるだけ公共交通機関をご利用下さい。
送迎あり(地下鉄本郷駅丸茂病院前 10:00)
・進学や就職、家庭復帰などで、本年度は14人が学園を旅立ち、学園では3月20日に卒園生を祝う「巣立ちの会」を開催しました。
・会場の多目的ホールは、日本フラワーデザイナー協会愛知県支部の皆さんに作っていただいた花が飾られて華やいだ雰囲気に包まれました。児童相談所や日進中学校の先生方も、お祝いに駆けつけてくださいました。在園生が見守る中、中学、高校を卒業した子どもたちは、スクリーンに映された写真を見ながら、楽しかったことや辛かったこと、担当職員への感謝の気持ちなど、学園での思い出を、時には涙を流しながら話してくれました。
※中日新聞なごや東版に、式の記事が掲載されました。
中日新聞なごや東版の紙面.pdf
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新たな一歩を踏み出す素敵な子どもたちを紹介します。
■あおば館
・S君は、心の優しい子で、学校生活や就職活動でも、やると決めたことに向かって頑張れる子です。卒園後はグループホームで生活しながらリサイクル関係の仕事に就きます。
・N君は、ホーム職員と子たちの間に立ってくれる子で、いつもホーム全体のことを考えてくれていました。卒園後は、タレントのマネージャーになる夢を叶えるため、専門学校に通います。
・K君は、年下に慕われる良きお兄さんで、毎朝早起きして春日井の高校に通いました。卒園後は大学に進学し、福祉と建築の勉強をします。
・T君は、決めたことを最後までやり遂げることのできる子で、卒園後は寮に入って車の部品を作る会社で働きます。
・S君は、気配りのできる優しい子で、職員の手伝いをよくしてくれていました。卒園後は、寮に入り豆腐を作る機械の製造の仕事に就きます。
・Sさんは、おしゃれが大好きな女の子です。昔から女優になる夢を持っており、その夢を叶えるために4月から専門学校に通います。
・Nさんは、おしゃべりが大好きな中学生で、4月からは家庭復帰をし、高校進学を目指します。
■わかば館
・T君は、スポーツ万能、正義感も強く、もえぎホームの兄貴的存在。卒園後は家庭復帰をして、地元の公立高校のに通います。
・Tさんは、笑顔のかわいい女の子、人の気持ちを考えることのできる人です。卒園後はグループホームで生活しながら、仕事に行く予定です。
・T君は、ゲームの大好きな男の子、周りへの感謝の気持ちをもつ事の出来る人です。卒園後はグループホームで生活しながら、金属加工の工場で働きます。
・子どもたちは卒園してこの中日青葉学園を離れますが、皆にとってここは「ふるさと」です。
・いつでも学園に来て、元気な姿を見せてくれるのを楽しみにしています。
花道を入場する卒園生 坂井理事長(右)から記念品を受け取る卒園生
小規模ホームのしらかばは、大阪に行きました。しかし、実現までの道のりはとても険しいものでした。日帰り旅行としては、移動距離、時間などに問題がある、として最初は認められませんでした。子どもたちは「どうしても大阪に行きたい!」と高校生を中心に団結。タイムスケジュールを工夫し、現地での観光場所などを調べてチラシを作りました。それを元に学園として検討した結果、OKになりました。子ども達が自分達の願いを叶えるために主体的に動き実現できたというとてもいい経験をできたなと思います。当日は、道頓堀で昼食を一緒に食べて、そこからは複数のグループに分かれて活動しました。
3月17日(土)に、三菱東京UFJ銀行様による「自立支援セミナー」を 開催していただきました。
対象は、この春退園して大学や専門学校に進学したり、就職したり子どもで、社会生活をする上で欠かせない、銀行の仕組みやサービスの利用の仕方を分かりやすく説明していただきました。
具体的には、買い物などをして遠くの人にお金を支払う際に利用する「振り込み」や、お金を預ける「預金」などについての話に、子どもたちは聞き入っていました。
また、「銀行の金庫の扉の厚さは2mか」「お金は銀行で作っているか」など銀行○×クイズに挑戦しました。
質疑応答では「コンビニのATMの仕組みはどうなっているの?」など子どもたちが感じた疑問などにも答えていただきました。
最後に、卒園生にお祝い品としてカタログギフトをいただきました。
どうもありがとうございました。


■3月になりました。旅立ちの季節です。 学校、学園で卒業式、巣立ちの式があります。 ▽3月の月間目標は 「部屋の整理整頓をしましょう」 「新学年の準備をしましょう」 ▽3月の主な行事は下記の通りです。 1日(水) 高校卒業式 3日(金) 中学校卒業式 桃の節句 6-7日(月) 公立高校入試B 8日(水) 中学2年郊外学習、旅立ちお茶会 9-10日(木) 公立高校入試A 10日(金) 就職支度金贈呈式、中学1年校外学習 11日(土) しらかばH年度末外出、健康診断 13日(月) 理美容奉仕 16日(木) 小学校卒業式 17日(金) UFJ自立支援セミナー 18日(土) テーブルマナー教室、ベタニア幼稚園卒園式 19日(日) けやきH年度末外出、NFDフラワー教室 20日(月) 巣立ちの会、卒園パーティー、離任式 24日(金) 小中学校修了式 26日(日) 洞泉寺楽市楽座イベント 27日(月) お楽しみデー (パイプロイド教室、いちご動物園、らあめん訪問) 30日(木) 社会事業団理事会、レゴランド招待 31日(金) リサイクル |