5月24日に、国立きぬ川学院長の相澤孝予さんをお招きして「性的被害を受けた子どもの理解と支援」をテーマに講演していただきました。学園外の5施設からも参加していただきました。
国立きぬ川学院は、女子を対象にした国立の児童自立支援施設です。施設には、社会的養護施設での不適応により、入所した児童も多く、たくさんの傷つき体験をもつ子どもたちが生活しています。傷つきが大きいがゆえに「自分を大切にする」ことがわからない子どもたちに、私たちはどのような支援ができるのでしょうか?
今回の研修では、性教育を始める前にしておくべき大切な事を「生活支援の視点から」大変わかりやすくお話していただきました。そして、支援の基礎になる跳び箱三段「安全・安心な予測できる生活」「信頼と安心の関係を築く」「自己コントロール力の獲得」が大事であることを、職員が共通認識として持つことができました。