学園長あいさつ

学園長・あおば館長 あいさつ

「新型ウィルス感染から子どもを守る」

社会福祉法人中日新聞社会事業団
中日青葉学園長
児童養護施設・あおば館長 妹尾浩和

 新型コロナウィルスの猛威が広がる中で、2020(令和2)年4月の新年度を迎えました。10日には愛知県から緊急事態宣言が出され、子どもたちを感染から守るために、細心の注意を配って対応する覚悟です。
 青葉学園は、昭和35年の開設以来、今年で創立60年を迎えます。当初は、退園生が集まる4月29日のつつじの会にあわせて、記念式典を開催する計画でしたが、延期しました。11月7日に開催する「青葉祭り」に合わせて行います。もう少し、お待ちください。

 2、3月に、新型コロナウィルスの感染が広がり始めて以来、学園では、子どもたちの外出を取りやめ、家庭への帰省も見送りました。生活するホームに菌を持ち込まないように、実習生や学習支援のボランティアなど第三者の入園を自粛していただいています。
 高校卒業を記念して友達と泊りがけのスキー旅行を計画していた男子も、やむなく断念してもらいました。バイトも原則中止とし、卒業を前に生活資金が必要な高校生は、個別の部屋に移動してホームに入ることは遠慮してもらいました。退園性との思い出をつくるホーム旅行なども中止せざるをいませんでした。子どもたちは、集団生活をしていることを再確認、一般の家庭との違いをあらためて実感してやるせなさをかみしめています。
 一時は、規制も緩やかにしましたが、4月に入って緊急事態宣言が出され、再び、当初の規制生活に逆戻りしてしまいました。高校生がバイトをするのも、スマホ利用料を支払うためだったり、卒業後の独立した生活を支えるためだったりです。子どもたちは、「やむをえない」と思っている一方で、不安を募らせています。子どもたちは、敷地内のグラウンドでサッカーをしたり、鬼ごっこ、縄跳びなどをして遊んでいます。また、子どもが固まらないように気を配りながら、スポーツやゲームをするお楽しみ会を催したりもしました。職員は、子どもたちの思いに寄り添いながら、支援を続けています。

 児童養護施設は、集団生活から、家庭に近い環境で生活できるよう小規模化を進めるとともに、地域の中で少人数で暮らす地域小規模児童養護施設(1施設6人)による地域分散化が求められています。あおば館も、本体施設の人数を減らし、この2、3年のうちに地域小規模施設を開設できるよう、準備を進めています。

令和2年4月




副学園長・わかば館長 あいさつ

社会福祉法人中日新聞社会事業団
中日青葉学園副学園長
児童心理治療施設・わかば館長 寺井陽一

 中日青葉学園に就職して31年目となり、初めて関わった子はもう45歳になっています。昨年度までは、あおば館を中心に両館の指導療育部長として子どもに関わってきました。
 わかば館は、この4月から情緒障害児短期治療施設から児童心理治療施設に名称変更しました。心理治療を中心に治療的な関わりを大切にしながら、養育的な視点を取り入れたわかば館ならではの取り組みを考えています。
 また、複合施設として、両館の長所を生かし、子どもも職員も楽しく交流を図ることができるようにしていきたいです。今年は「明るく」「楽しく」をモットーに、職員には「一生懸命」を加えて、子どもに寄り添い、一緒に育ちあえるように努力していきます。

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