社会福祉法人中日新聞社会事業団 理事
中日青葉学園 学園長
寺井陽一
中日青葉学園に就職して31年目となり、初めて関わった子はもう45歳になっています。昨年度までは、あおば館を中心に両館の指導療育部長として子どもに関わってきました。
わかば館は、この4月から情緒障害児短期治療施設から児童心理治療施設に名称変更しました。心理治療を中心に治療的な関わりを大切にしながら、養育的な視点を取り入れたわかば館ならではの取り組みを考えています。
また、複合施設として、両館の長所を生かし、子どもも職員も楽しく交流を図ることができるようにしていきたいです。今年は「明るく」「楽しく」をモットーに、職員には「一生懸命」を加えて、子どもに寄り添い、一緒に育ちあえるように努力していきます。
社会福祉法人中日新聞社会事業団
児童養護施設あおば館館長
倉橋幸彦
この度あおば館館長に就任した倉橋幸彦です。
2000年から2012年までケアワーカーとし中日青葉学園に勤めてまいりました。
先輩職員はじめ愛知県の施設の方々には施設養護に勤めるものとしての「気概」をご教示いただき育ててもらいました。
しかしわがままを言い中日青葉学園を退職しファミリーホームくらちゃんハウスを開設しました。施設養護の経験を存分に活かし家庭養護を満喫し、「もう中日青葉学園に戻ることはない」と勝手に思っておりましたが2021年より中日青葉学園職員として戻る機会をいただきました。
ファミリーホームは現在も継続中で、施設養護と家庭養護に身を置き、日々養育に身を委ねられる環境に感謝。現在名古屋芸術大学教育学部においても准教授としても務め、社会的養護、社会的養育における実践分析を基にした研究もしております。
三足の草鞋を履く私ですが、ファミリーホームでの現場実践、大学における教育や研究を中日青葉学園に還元し、中日青葉学園に恩返しをしていくつもりで頑張ります。若輩者ですがよろしくお願いいたします。
社会福祉法人中日新聞社会事業団
児童心理治療施設わかば館館長
武弘和通
中日青葉学園に入職以来、両館の指導員、事務員、法人本部事務局員と様々な業務に取り組んで参りました。その間、中日青葉学園の入所児童のみならず、高齢者、障がいをお持ちの当事者の皆さま、生きづらさを抱える方の支援をする方々、さらにはご家族の皆さまと、多くのお話をお伺いする機会を得ることができました。
この経験をもとに、児童養護施設と児童心理治療施設が併設する中日青葉学園が、入所児童にとってより良いものとなるよう、日々、努力をして参ります。
わかば館につきましては、入所するこどもたちが、安心・安全の暮らしの中で健やかな育ちが保障され、ソーシャルワークに基づいた支援が受けられるよう、職員と共にこどもたちひとりひとりの話にしっかりと耳を傾けていく所存です。
また、当学園職員が持つ、社会福祉、心理、保育などの専門性を、地域の皆さま方にもお役に立てていただけるよう、お気軽にご相談いただけるイベントや雰囲気づくり、体制強化を進めて参りたいと考えております。
これらの実現のためにも、皆さま方にはお力添えを頂けますよう何卒よろしくお願い申し上げます。